AIにLP制作を任せたら何ができる?実例で検証してみた
LP制作の依頼を受けたとき、最近は最初から「AIと一緒にやる」前提で動いている。ただ「AIに任せれば全部できる」というほど甘くはないし、逆に「AIは使えない」というほど貧弱でもない。実際のところどうなのかを、このサイトのLP群を作った経験から整理する。
AIが得意なこと
コード生成は圧倒的に速い。 「飲食店向けLP、ヒーローセクション + 3つの特長 + CTAボタン、Tailwind CSS使用」と伝えれば、数十秒で動くコードが出てくる。ゼロから書くより5〜10倍は速い実感がある。
セクション構成の提案も強い。「このターゲットにはどんな構成が刺さるか」を聞くと、FAABフレームワークやPASの型に沿った具体案が返ってくる。自分で考えるより引き出しが多い。
コピーライティングは「叩き台を出してもらう」使い方が正解だ。キャッチコピー10案を一気に出してもらい、そこから選んで磨く。ゼロから唸るより早く、質も悪くない。
このサイトで公開している4種のLPデモ(マップ系・絵本系・キャラクター系・タイムライン系)は、全部この流れで作った。1種あたり半日かからない。
AIが苦手なこと
クライアントの感覚・好みは読めない。 「洗練された雰囲気で」「温かみがある感じで」という曖昧な指示を、クライアントが頭の中でイメージしている通りに解釈するのはAIには無理だ。ヒアリング→翻訳→コードへの変換は、まだ人間が担う必要がある。
画像・フォント・配色の最終調整も手が必要になる。AIが出してくるコードは「動く」が「刺さる」かどうかは別の話で、ここの磨き込みには目と感覚がいる。
それと、クライアントとのやり取りそのもの——「こういうサイトが欲しいんだけど」から始まるヒアリング、見積もり交渉、修正対応——はAIが代替できない。
実際の制作フロー
自分が今やっているのは、大体こういう流れだ:
- ヒアリング: 業種・ターゲット・訴求ポイント・NG事項を確認
- 構成案をAIに出させる: 5〜6パターンをざっと生成して方向性を絞る
- コードをAIに書かせる: セクションごとに生成、レイアウトを確認しながら進める
- コピーの磨き込み: AIの案をベースに自分で言葉を直す(ここが一番時間がかかる)
- 確認・修正: クライアントフィードバックをAIに投げて修正案を出してもらう
この流れだと、シンプルなLP1本を2〜3日で仕上げられる。以前は5〜7日かかっていた作業が半分以下になった。
正直なところ
AIが入ることで「制作速度」と「引き出しの多さ」は確実に上がった。ただ「AIが作ったLP」という言い方は正確じゃなくて、「人間がAIを使って作ったLP」が正しい。差し込む判断と最終的な責任は人間側にある。
その割り切りができると、AI活用は純粋に武器になる。
LP制作の相談はCoconalaのサービスページからどうぞ。